02/04/2026
新年度になり、久しぶりにコラムを書きました。題して「園舎の小さな居場所について想うこと」。
園舎の設計において、子どもたちが長い時間を過ごす保育室は、設置基準によって子ども1人あたりの面積が定められているため、住宅と比べると必然的に大きな空間になります。
しかし、子どもにとって居心地のよい空間は、必ずしも大きいものとは限りません。むしろ、自分の身体感覚に近い狭い空間の方が、安心して過ごせる居場所となることが多いと言われます。例えば、幼い頃に押入の中に入り込んで遊んだり、裏山に自分たちだけの秘密基地をつくって過ごしたりした記憶は、多くの人にとって原風景のひとつではないでしょうか。そうした包まれるような小さな場所は、外界から少し距離を取りながら、自分の世界に没頭できる安心感をもたらしてくれます。
このような感覚は、園舎づくりにも通じるものがあります。壁や天井に囲まれた適度な狭い空間は、自分の居場所を認識しやすく、落ち着いて遊びや活動に向き合うことができますので、子どもたちの主体的な行動を自然と引き出します。
また、空間が狭くなることで、人や物との距離が近くなります。友だちの遊びの様子が視覚的・身体的に伝わりやすくなり、遊びのまねや関わりが生まれ、子どもたちの活動はより活発化します。
このコラムでは、このような子どもの行動特性を手がかりに、大きな空間の中に子どもたちの小さな居場所をどのように盛り込み、子どもたちの多様な活動を引き出す環境をつくっているのかについてご紹介します。
続きはこちらへ。
https://ecg-man.com/column/column12
#保育園
#保育所
#幼稚園
#認定こども園
#園舎