08/05/2026
台北市区での文化財(古蹟)活用を通じたまちづくり活動視察。該当エリアは台北駅の西南、西門駅の東側、衡陽路~博愛路周辺。都市計画・まちづくりを専門とする地元建築師3名に丁寧に案内頂く。
主に日本統治時代(1895-1945)に建てられた建物を文化財(古蹟)として選定・認定するところから始め、その価値を地域住民に対して普及啓発し、利活用者を募り、歴史的街並みとして保全することを通じたまちづくり活動を実施している。
運営サポートとして地域向けの啓発イベントを継続的に実施しており、若くて個性豊かな人々(クリエイター・アーティスト関係者など)が参集しているのが印象的。
日本統治時代(1895-1945)に建てられた建物は、時代ごとに様々な改修を施されており、建物の原型を留めていないものも多い。ここでは建物自体よりもそこで行われていた活動の歴史(ストーリー)に着目しながら文化財(古蹟)選定・認定しており、建物はできるだけ当初の姿に復元している。
文化財(古蹟)認定されると、余剰容積率を売買できる仕組みもあり、文化財(古蹟)所有者の経済的負担を大きく軽減する仕組みもしっかり用意されている。この経済的仕組みが再開発への流れを止める役割を大きく果たしている。