有限会社デザインシステム新田建築事務所

有限会社デザインシステム新田建築事務所 建築設計事務所  医療施設 診療所 戸建て住宅 集合住宅などの設計? 使いやすい建物とすることは当然です。オーナーととことん話し合い提案をいたします。それだけで終わることなく街並みへの配慮、先進性の付与、コスト管理を行います。

05/11/2022

糖尿病薬、高血圧病薬の服用により排泄物が変質されると聞く。
なにやら、ベトベト・軟質・黒褐色。便器から先の配管に付着し、徐々に蓄積、排水を妨げる。2回流しが推奨されるとも聞く。
服薬者に罪はない、高齢化社会の今後は増加こそすれ、減少は無いのでは。
工事的にも配管勾配は適正、配管材は通常の塩ビ管だ。
「節水」型便器には一罪はあるだろうがエコの観点からどんどんと少量の排水型になっていく・・・。
もう一つ、液体ハミガキの話もしばらく前から聞いていた。
クチュクチュの後、ペッ、が当然だが、その後口をすすぐことを薬剤の有効性のためにしない方が多いらしく、洗面器にも水を流さない。流したとしてもごく少量。
ジャーッと10秒以上は流して欲しい。流さないと排水管の中で薬液が固まる。
ゼリー状になり固り、その後に水を流しても取れない。
排水管清掃業者はそれが仕事なので利益となるが、呼ぶ方はつまらぬことに1万円だ、
数万円だを支払わなければならない。
ハミガキは水を大量に流すことで防げそうだ。
もし詰まっても、洗面台下のトラップを外し、樹脂製のトーラーでグリグリやればどうにか取れる。
自己対応が可能。バケツや雑巾は多く用意してからやりましょう!!
ところが、便器は自分では外せない。
重い、固定してある、配管、配線も絡んでくる。
さてどうしたものでしょう!?
こうした事態が建築設備で起こっていることを認識した製薬会社が薬を改良してくれれば良いですが
数年を要しそう。
配管材の内側に特殊コーティング。 これも開発に何年!? できたとしてもコーティングでは
耐用は何年?? その都度床下配管を交換はできない。
銀製や金製なら付着しないとか!?排水管を!! 
トイレ洗浄剤を強力化? 便器だけでなくその先の配管にもコーティング力を持たせて欲しい!!
時代が進む、潜在化していた事象が顕在化・・・
設備関連と医療・薬剤関係の連携が必要になっている。

20/10/2022
14/06/2020

建築士受験論、あるいは資格取得論

一級建築士試験 必勝講座 
のような商売が存在する。

「必勝」は眉唾!
努力せずして、楽して合格は無し!
が、例えば製図講習では
毎週2課題(要点とも)を描き上げ提出し添削を受け、後に面談指導を必ず受けても
合格するとは限らない!!
講習会場には
「学校内受講生間での競争は明らか」「他の人よりも学習し上に行くしかない」
と掲示されてているという。
それでも「より効率よく学習しないと合格はおぼつきません」
と入校・来校することのメリットをうたう。

何しろ受験者の35%しか合格者を出さないのだから・・
3,400番と3,600番に明確な差がある訳ではない。
あるハズはない。

旧年度の発表を見ると、
西日本は予定通りの期日に35%の合格者を発表。遅れて東日本も35%を。
日本は莫大な人口の国だから、どの範囲であれ35%出しておけば
大間違いは無い、とのお国の判断。
大筋での「判断基準」はあるものの、採点者の「主観」で合否が決まっていることが
明確に判る。
一人の採点官の手元に100枚の答案が渡されるとすると、35枚が合格で65枚が処分される
ということの想像がつく(かもしれない)。
(このあたりの事情は全く明らかにされない)

今年度から受験の間口は広げるが、出口が同じではどうなるのか?
1万人の受験者だったのもが、1.5万人の受験となり35%合格とするのか?
であるならば、目論見通り「資格者」は漸増する。
よかった、良かったか?

受験資格の間口を広げ、「机上の空論」合格の後、2年経った書類を出すと
「資格者」となる。これで数は増すだろうが、質・レベルは??
ペーパードライバーの増産にしかならない。

この議論はお偉いさん方々がさんざんしつくした結果であろうが、納得できない。

受験資格変更でなくとも、「机上の空論」で多数の資格者を出している現状。
付け焼刃の知識を「ともかくこうすれば合格レベルは超える」と
受験学校は教え込む。
実体験はもちろんのこと、見たことも無いことをとりあえず覚える。
そうすれば合格だ!良かったね!となる。
がしかし、受験学校に行けば合格が付いてくる、ものではない。

そもそも「設計」的感覚の乏しい者、もうひと努力の出来ない者、
1年くらい受験学校に通ったからと言って合格するものではない。

さてそこでだ、

受験間口を広げる、ではなく、学校(大学、工業高校、専門学校等)卒業後、
学科試験は実務経験なしで受験開始を認め、かつ、
学科はかつてそうだあったように科目ごとの合格を積み上げることを認める。
「実」実務3年以上で、学科を全科目合格していれば設計製図受験可能、2度の失敗を認めるのは従来通り。

学科は従来通りの比率合格としても、科目ごと合格積み上げ式とし負担の軽減。
設計製図合格は長い実務を経たのだから10%以上増やし、かつ
45%にとらわれることなく、柔軟な判定を行い、年度によっては50%の合格になることも許容する。
そうすることにより「資格者」を増やすことが賢明だ。

「机上の空論」合格を阻止!!
実際に、見て、体験して試験に臨ませる。
学科は従来のように科目ごとの合格を積み上げることを認める。
負担を軽減しつつ実務を積んだものが「資格者」となる。

さて、学習だ。
学科は各自でコツコツやろう。大学に行っている期間に遊んでしまうではなく、
「計画」の授業を受け、レポートを書いているときに過去問にあたってみる。
「構造」の授業を受け、プラスして試験で出されるモーメント図を解いてみる。
「法規」はこねくり回した表現だが、法廷に出される陳述書なんてこんなものだ。
「施工」は実感がないかもしれないが、前後手順も考えて現場を動かしてゆくことを想像しよう。
「環境」はいつの時も独学的な学習だ。深くなくても良いが一通り知らなければならない。
受験学校で効率よく、と考える向きもあろうが、正攻法しかない!!
自分を甘やかすことなく、一人でやれ!!

設計製図が問題だ。一人でコツコツはおよそダメ。
評価を受けないと良いのか悪いのかもわからない。
過去問があり回答例も出されているが、どこが良くてどこが悪いのか?
5択ではない。A2サイズにびっしり手で製図する。
出来るようになってくれば面白い。どうして落ちることが出来る??

設計製図は大きく2ツの問題がある。
一つは限られた時間での完成だ。
二つ目は自力で案を創りだすこと。
マイペースで考えて、どんなに良い案が出来ても時間切れ!
やたら手の遅い人、描きあがらない。
合計6時間30分で提出。
課題を読み取りエスキス作成にどんなに長くとも2時間30分以内。
製図は2時間30分以内。要点記述は1時間以内。30分は余裕を残したい。

国語読解力の無い人、何を求められているのかを徹底して考えよう。
設計的センスの無い人、人間の行動とはを探求し図面の中を歩いてみよう。
手の遅い人、学校に通って早くなるものではない。せいぜい量を描いたとしても30分。
これは学費がもったいないので、アドバイスを受ける必要もあるが自分で工夫しながら
本番レベルの図面を100枚描くことから始めたら良い。
ダラダラとではダメだ。 時間を取り、3時間は連続して脇目も振らず描き続ける。

エスキスは人について、少しやっては見てもらい、また修正しては見てもらい、
さらに指導者に手元でエスキスの実演をしてもらい、その手法を自分で実行してみる、
そんな繰り返しで「設計」が判ってくる。
ここには金を払ってでも教えを乞う価値はある。独学は難しい。
”エスキス学校”だけは現在的には聞いたことが無い。

指導を乞うわけだが、受験学校に行き、うまい教師に出会えればGood!
教材をそのまま「通り一遍に教えている」だけの人もいるわけだ。
これは指導を受ける側で選ぶことはできないことが多い。
複数人にマンツーマンで実際の指導を受け、その中から指名出来ると良いが・・。
もしくは「成功報酬制」とでも言う料金制度があると良い。
Web上で見ると、年間で80万円なり! 合格してもしなくとも。
これを半額、受講開始時40万、合格して40万、もし落ちたら、40万のみ。
という制度があったら、講師の側も必死でしょうネ((笑))

01/06/2020

コロナかもしれない人といっしょに働くことはできない!

この時期、うっかりカゼをひいてもいけない。
大事をとって、微熱しかないのだけれど、欠勤の連絡をした。
もし、があっては大変と近所の医者にもかかり、風邪と診断された。
特にセキもなかった。
が、職場の同僚たちは言った!!
そして退職を余儀なくされた。
・・・・・
そんなことって? あるの?
 
記事がどこまで大げさなのかは不明として、有りそうで・・・

現在Withが言われだした。
そういうことではないか!
ワクチンってそもそもそういうものでしょ!
軽く、発症しないレベルで皆が持てば、もう怖くなんかない!!
早く、スピード感を持って、ではいけない。
ゆっくりと、じわじわと、少しづつ、皆の中に持てば、

解除と同時に、完全ストップではなくボチボチ動いていた現場回り。
お客様も待ってました!と打ち合わせ。
打ち合わせ場所に1歩入るときにはお互いに一瞬の様子見タイム。
顔色も悪そうではない。
いつものようだ!!を確認。
打ち合わせ後の会食などは無し、これ当然。

ブルーインパルスや花火でウィルスが引っ込んでくれると良いのだが

18/04/2020

非常に困りましたね・・。
ここまでとは考えもせず、他人事のように感じていました。
自分や家族には今のところ何事も無いのはありがたいと思うしかありません。
ゼネコンさんの現場ストップ、検査・立ち合いが無くなった。 お客様も特にはお急ぎではないので、打ち合わせを週に1回などのコンスタントは不要。 時間ができた。
次回(いつになるのでしょう?)の打ち合わせ用図面を練り直し手を加えるものの、そうそうは無い。 打ち合わせをして意見交換をして始めて先に進むもの。 今までの図面(既に竣工引き渡しの終わったものを含め)を整理したり、直近の結果が出ている相見積もり書類を改めて洗い出したり、通らなかった案を再度考察変更を行ってみたり、講習会に出席し斜め読みで終わっているテキストを読み直してみたり、一番は山のようになっている書類・検討図などを廃棄すること、などに時間をあてる。
じっとデスクに向かっている。電車に乗ることは極力避ける。さすがに体がおかしくなりそうで、ふと思い出したようにスクワット・・・。昼食ぐらい外で、と思うけれど、お店の方には申し訳ないが、着席し味わうことはせず、テイクアウト。その際には人通りの少ない道を選び遠回りする。約30分は歩くようにしている。
事務所スペースは大分小ぎれいになってきた。 自分で いいね だ。
溜まっている勉強はいくらでもあるが、さて??といったところ。
日常的、当然と思っていたことが止まっている。 余裕は? ありません!!
パンデミック、言葉だけと思っていた。

02/09/2019

東京建築士会会報誌「建築東京」6月号にこんな文が掲載されていた。(以下、文末等の表現は変更)

『住宅から見出す希望』

住宅は、住まい手が、環境を選びとり、建て、住まうといった一連の行為の総体として現れるもの。それは生きることと同義となるぐらい迫力のあるものだ。建てることは希望をつかみ取るようなものかと考える。

しかし、近代を経て、建てることが産業の世界へと取り込まれてからというもの、建てることと生きることのつながりは薄くなり、建てることの多くは車、テレビなどの消費財を選ぶことと変わらなくなってしまった。施主が住宅に希望するものは、先き回りして用意されたメニューから選ぶだけのものへと変質してしまっている。

東京建築士会で住宅に確認したいのは、施主が建築家と共に、どのように希望を見出し、それを建築に定着していったかである。住宅をつくることを通して、生きることの迫力や厚み、ユニークさが、現代においてどのように達成されているのか。住宅をつくることを通して発見される私たちが生きる世界の魅力とはどういうものなのか。
(以上)

 建築を選ぶものとして普通になってしまってから久しい。車を専門家にまったくのゼロから「私だけのものを創って欲しい」と依頼する人はまずいない。乗用車として20のメーカーが持つそれぞれ10のスタイルに、ここで200種、エンジンを始めとする各種諸元から10のバリエーションを選択すると、所有する「私の車」は世界で1/2000となりそうだが、一見ではメーカーの数の20種にしかならず、TとかBとかの特徴の差になる。数年で替えるからという大前提がある。

 建築は異なる。SとかDとか言っても言われなければわからない。

創り出すことに参加しているか? 否、キッチンや仕上げクロスを選んでいるだけ。

そこにさらに地域のパワービルダーがいて、最多販売帯価格のものを経済性論理だけで(ともかく廉価に)量産する。

どれも似たり寄ったり。そこに『希望』を託せるのか? 

集合住宅に至っては造ることに参加もせず(法令にも適合していない)、「購入者の経済力で広さが決まる」経済の世界だけの物差しとなっている。

「産業化」は戦後の住戸数が圧倒的に不足の状況下生み出された優れた方策でもあったが、満たされさらに空き家が問題化している現在、再度方向性を見直す時期に来ている。

 「選ぶ」ことから「創る」ことへ。

 建築は隅っこの単純経済行為であり、現代日本では既にシステムと出来上がっているらしい。法基準の「省エネトップランナー性」などは最たるもので、省エネ性能さえ高ければ何でもよく、お墨付きを得るために資本力のあるメーカーは『トップ』を走り、自慢げだ。オーナーである住まい手の姿はそこには無く、『トップ』ですヨ!いいでしょう?の営業マンの言葉だけがある。

デザインシステム新田建築事務所ホームページをオールリニューアルしました。URLは変わりません。ご覧ください。
01/04/2019

デザインシステム新田建築事務所ホームページをオールリニューアルしました。URLは変わりません。ご覧ください。

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02/02/2017

 昔は(?)大手・大資本の業務と街の工務店など零細の業務は住み分けができたようにも思う。

 大手は巨大ビルや庁舎などを自らのテリトリーとして独占した。零細は戸建て住宅をはじめとした高々1~2億のものまでを範疇とした。
もっともそれを超えてもできなくはないが、うかつに受注するとその後に困った。
今では大手が百万円のリフォームを行います、と窓口を増やしている。
 建設大手だけではなく全くの異業種(広告業、人材派遣業など)がその知名度をもって戸建て住宅の設計施工リフォームも行うとした広告が氾濫するようになった。その名で仕事を取る訳だから発注者はビッグネームに安心感を買うものなのかもしれない。

 末端の工事は街の職人さん方だ。一方で零細が都市開発デベロップメントを行うことは無く、巨大な力をつけたほんの一握りの(一握りもないくらい)住宅会社が例外的に巨大施設を造っている。
 会社の大小はさておき一社員としては所属は異なるものの巨大ビルとはいえ最終な内装工事や什器の据えは戸建て住宅と変わらない、その数量が圧倒的に多いことが異なる。

 もう一つ会社の大小で大きく変わるものがある。積み上がる経費。一等地の本社立地、事務系職員の増加、宣伝広告費・モデルルーム、部門ごとの仕事分担、伴い役職員も増加、株主にも利益配分する。これらの合計が売値。
 零細が全く同質のものを造ったときの時の建て主の支払いはおよそ2割は低いのではなかろうか(推定)。
 地場産業、御用聞きの大工さん、ふらっとやって来て、痛んだところをいつの間にか直して縁側でお茶をして帰っていく、その姿を誰も疑わず、誇らしげにしている、
そんな大工に私はなりたい!
 娘を嫁がせる先は大工だ(江戸の世)!

13/09/2016

インスペクター業務は集合住宅においても行う。最近はどうも問題噴出ではないか。杭の支持地盤未達、構造体悪影響スリーブ、外装落下。小さくは数えあげきれない小さな不具合。
業界全体としては相当な量!!訴訟の数も星の数??

17/04/2016

 デザインシステムはインスペクター(建物調査や各種相談など)業務も行っている。
 アドバイス(第三者意見)を求められることもある。
いずれも有料で、対価を得る以上資格者としての責任をもった調査書を作成し依頼者に提出する。
過去にはいわゆる「欠陥住宅」に関して意見を提出したところ、東京地裁で証言することにもなった。
いずれも勝訴もしくは和解となりそれなりの報酬もいただいた。

 建築は複雑系の極みの存在だ。
素人にはわかりにくい。
いろいろな疑問は当然で、元施工者でも多少はごまかして『こんなもの!』とする。
そこに更なる疑問が生まれる『そうなのだろうか?』
そうした疑問はネット上のQ&Aでは説明しきれない。そこで第三者だ。

 購入者もしくは建て主には権利意識が非常に強い方がいる。すべてを否定していると仕事にならないが、初回面談においてお話をお聞きし訴えたい現場の状況も拝見したうえで、お引き受けをお断りすることもある。
 建物は人が造るものである。工業製品の組み立てであっても職人さんが手で組み立てる。
つるつるピカピカの仕上げ面はつるつるピカピカでなければならない、は無理。
コンクリートはひび割れるものである。ボード下地の継ぎ目は割れるものだ。
電気製品は壊れるものだ。
加湿器をガンガン使えば室内は結露する。給気口を寒いからとすべて閉じていればそのお家に入ったとたん生活臭を感じるお家もある。
これらは基本性能(重要な性能+見栄え)は十分に満たしていると言えることが多い。

 それほどつるつるピカピカにはなりません、過剰な要求では?
コンクリートは特別な手を掛けなければ微細ヒビ割れは必ず発生するものです。
電気製品(エアコンなど)初期不良は修理交換します、2年過ぎては有料のメンテナンスとなります。
換気口は必要があって設けています、開けて使ってください。

 『理想はインスペクションなど不要だ』である。まず工事に取り掛かる前の説明だ。
こうなります、こう使ってください、コンクリートはヒビ割れします、などなどの丁寧な説明。
次に工事の一つ一つを記録を残しながら行っていけば第三者の目による検査調査など余計な費用がかかることは不要だ。
しかし、だ。見られていると思えば性善説だけで片付けることができない「もう少し」、の部分が改善される可能性が出てくる。

02/03/2016

 良い家が欲しいという。
 地震に強く、風にも、洪水にも負けず、温熱環境に優れ、使い勝手は極めて良い、
 そういう家に私は住みたい。
 それができるだけローコストであることが望ましく、メンテナンスに手がかからず、などなどの条件が加わってくる。
 真四角のデコボコの無い平面形、大きな面積の窓を取り付けず、一つの大屋根とし複数の屋根をあれこれ切り返すようなことをしない、シンプルを良しとした家がこれらの条件を実現し易い。そこにデザイン性などと言っては???である。
 家の形に変化を出せば平面形は出たり引っ込んだりもし、それに掛ける屋根も場所ごとに切り替えし複雑となり表面積が増えると同時に雨水を素直に流すことに多くの手を尽くすことになり多様な水切り処理を要する。天井が高いとか吹抜けがあるとかは温熱環境的には検討する項目が非常に増え、間違いなくコストアップであり、場合によっては想定外の熱コントロールがうまくいかないことも発生する。
 しかし、だ、やってみたい『主張』プラスアルファの表現はある。
 例えば桂離宮。雁行に雁行を繰り返し、屋根は幾重にも連なり、柱により部屋が持ち上げられ床下に風が流れる。水辺の夏を旨として雅を表現した名建築ということになる。四季折々で美しい姿を見せているが現代の感覚で常時利用(住まう)ができるのだろうか。
 真夏、コンクリートのような蓄熱系の材の使用が無い屋内はほぼ外気温であろうし、檜皮(柿)葺きの屋根および樹木や水面の好環境が幸いし外気温より室内は多少とも涼しいことが想像できる。
 真冬、底冷えする状況は避けがたいであろう。
 この姿形をして現代の技術で常時居住対応は可能だ。
 床、壁、天井には高気密造作・高密度断熱材、木製のサッシも存在するがどうしても気密性は落ちるので多重に設置して補う。耐震性は壁を取り付ける位置にかなりの高度判断を要し、柱も一回り太くなりそうだ。
 桂は夏を旨に建てられた。(3月2日)

22/11/2015

『こだわりのあるもの』にかける、と言っている。無制限にコストをかけるとは言っていない。 こだわりが無ければ、メーカー品で良いのでは? こだわりがあればこそ、設計事務所と共に「生み出す」ことに意義は大きい。

住所

金町三丁目39/5
Katsushika-ku, Tokyo
125-0042

電話番号

+81336002438

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