Rainfarm 土に還る素材、繰り返し使える素材で家づくりを続けている設計事務所です
身体によい自然素材の新築、古い家の良いところを活かした建て替えやリノベーションが得意です。

ガラスカレットのこと今回タカシさんの作品”balance “の足元に白く見えるのはガラスの粒。鑑賞する人たち「雪みたいだね」と楽しそう。このガラス、太陽光パネルに使われていたガラスだそうで、地元リサイクル会社・丸山喜之助商店さんのご厚意で使...
03/05/2026

ガラスカレットのこと
今回タカシさんの作品”balance “の足元に白く見えるのはガラスの粒。
鑑賞する人たち「雪みたいだね」と楽しそう。

このガラス、太陽光パネルに使われていたガラスだそうで、地元リサイクル会社・丸山喜之助商店さんのご厚意で使わせていただくことに。

雨が降ったり止んだりの中、美山ビエンナーレ のスタッフさんとリサイクルの現場に受け取りに行ってきました。回収されてきた太陽光パネルは最新鋭の機械に入れるだけで自動でパーツに分けられていました。
手作業では難しいシール材とか色違いのガラスはAIが見分けて自動で吹き飛ばすのだそう。ガラスは粒の大きさ毎に分けられ、粒の揃ったカレットに。
カレットは断熱材のグラスウールに、ガラスを固定していたアルミは某国産自動車メーカーの某高級車に使われているのだそう。

モノ作りの現場好きにとって、大コーフンの時間でした。
ここも美山ビエンナーレの作品のひとつだと感じました。

江戸時代の古民家リノベーション計画。和紙に墨で描かれた間取り図には風水鑑定の紅色の方角線が引かれていました。今のパルプの混じった「ナンチャッテ和紙」とはちがい、本物の和紙は、2百数十年経った今もきれいなまま。およそ260年前に建てられたその...
26/02/2026

江戸時代の古民家リノベーション計画。

和紙に墨で描かれた間取り図には風水鑑定の紅色の方角線が引かれていました。
今のパルプの混じった「ナンチャッテ和紙」とはちがい、本物の和紙は、2百数十年経った今もきれいなまま。

およそ260年前に建てられたその家は、傷んでしまった藁ぶき屋根の上に板金屋根を被せ、ヒビワレた土壁にモルタルを塗り重ねてはいるけれど、間取りもほぼ建築当時のまま残っていました。
屋根裏に入ってみると、煤で真っ黒になった藁が竹に縄でくくられていました。
梁も柱も黒々としていて、戦後まで土間にあったという竈から煙が毎日のように屋根を燻してきたのだなと想像できます。

寒くて、地震で倒れないか心配だけれど、ご先祖の大事にしてきたこの家で、また安心して暮らしたいというご希望。まずは現状の調査から始めました。

2025年から法律が大きく変わって、大規模にリノベーションする場合、まず現状の建物が法律的にどういう状態なのかを調査することが必要となりました。
住宅の調査というと「インスペクション(既存住宅状況調査)」や「耐震診断」がこれまで主なものでしたが、これに加えて「現況調査」が新たに登場しました。
色々あってわかりにくいかと思いますが、簡単に言うと、「インスペクション」は今現在の家の劣化を中心に診るもの、耐震診断は地震に耐えられるかどうかを診るものです。「現況調査」は、その家が建築当時の法律や今の法律に合っているかどうかを調査するものです。

それぞれの調査内容は、重なるところもありますが、「現況調査」は調べる項目が建築基準法の全てになりますので、各段に調査内容が増えています。
まだ改正されたから間もないので、この調査を実際にした人はとてもとても少ないかと思います。
特に今回のような江戸時代の家となると、そもそも図面がないので、復元図を作るところから始まります。古民家は梁がうねっていて、高さがまちまちなので、寸法を測るのも簡単にはいきませんでした。とにかく測れるところは測りまくり(笑)、ヒントになりそうな所は写真を撮りまくり、これまで経験したことを総動員して建物の骨組みの全容を解明していきます。
「あれ?どうしてこっちとこっちの梁の高さを変えたのかな?ああ、きっと大工さんがこうしたかったのね。」などと、頭の中で江戸の大工さんと会話しながら。

私がこの家で一番素敵だなと思ったところは大黒柱でした。屋根裏まで伸びていて、くねっと曲がった自然のままの形がなんだか愛らしい。そこにお札を祀っていたような痕跡がありました。この大黒柱は家になってから200年以上、更に木として生えていたころまで入れると一体どれだけの時間生きてきたのだろう。これからそれをもう一度活かしなおすのだ、と思うとじんわりと何かに満たされるような気持ちになってきました。
どこかの本で“人は自分の人生の時間を超えることに関わるとき、最も満足を得られる”と書いてあったのを思い出しました。

「薪ストーブを今あるセカンドハウスに付けたい。どこにつけたらいいんでしょう?」そんなご相談から始まった薪ストーブ計画。ご家族の過ごし方を伺って、居心地の良いレイアウトを考えてみました。壁が少ないお部屋だったので、ストーブの背面に壁を増設。ソ...
17/01/2026

「薪ストーブを今あるセカンドハウスに付けたい。どこにつけたらいいんでしょう?」
そんなご相談から始まった薪ストーブ計画。
ご家族の過ごし方を伺って、居心地の良いレイアウトを考えてみました。

壁が少ないお部屋だったので、ストーブの背面に壁を増設。ソファーから薪ストーブの炎を楽しめる位置にしました。ストーブの背面はレトロな雰囲気の丸タイルで仕上げています。

壁の増設や床下の補強、2階から屋根に抜ける煙突など、小規模ながら、いろんな要素のある施工だったのですが、大工さんの誠実で丁寧な施工のおかげで、無事完成しました。

依頼主さんのコメント
薪ストーブのお陰で、今年は冬にも小淵沢に行き、
お餅つきなど楽しんでいます^^
そして、小淵沢に住んでいらっしゃる方が以前
「ここは冬が素敵なんだよね。冬の景色が一番好き」
と言っていて、「そうなのかなぁ」と思っていましたが、
確かに、富士山がくっきり見えて、
そして八ヶ岳連峰も雪の帽子をかぶって美しく、
なるほど、と思いました(^-^)

この景色を楽しめるのも、薪ストーブを設置したお陰です(^-^)
素敵な薪ストーブをありがとうございました!!

主人は薪を簡単に割れる道具?のようなものを買ったり、
薪ストーブの前で、ワンコを膝にのせて
じっと火を見て、幸せそうにしています^^
火を眺めているのが飽きないそうです^^

背面のタイルも伊藤さんのお家を真似っこして
丸タイルにして大正解でした!
おしゃれな四角タイプのタイルも素敵ですが、
日本メーカーの丸タイルは昔ながらの温かみがあって
とても氣に入っています。

薪ストーブを置くことで、夏だけでなく冬の景色を発見できたと伺って、なんだかとても嬉しくなりました。薪ストーブ一台で、通いなれた場所がもっと魅力的になるなんて、素敵ですよね。

工場の灯りって感じが好きです。
26/12/2025

工場の灯りって感じが好きです。

25/12/2025
倉庫の壁に咲いた朝顔何年か前に植えてもう枯れてしまったはずなのにいつのまにか復活!
06/11/2025

倉庫の壁に咲いた朝顔
何年か前に植えてもう枯れてしまったはずなのに
いつのまにか復活!

これってリノベーション(大規模模様替え、大規模修繕)になるの?2025年4月に建築基準法が改正され、大規模模様替えや大規模修繕、いわゆるリノベーションは新築や増築と同じように、建築確認申請が必要となりました。申請なしで工事をした場合、建て主...
06/11/2025

これってリノベーション(大規模模様替え、大規模修繕)になるの?

2025年4月に建築基準法が改正され、大規模模様替えや大規模修繕、いわゆるリノベーションは新築や増築と同じように、建築確認申請が必要となりました。
申請なしで工事をした場合、建て主も施工者も罰金か拘禁刑が与えられることになり、工事もストップとなります。

ただし、「大規模」でなければ、これまで通り建築確認申請は必要ありません。でも、どこまで手を入れると「大規模」になるのか判断が難しいという声が多く聞かれます。
法令では、「主要構造部の一種以上について行う過半の模様替えや修繕」が「大規模」に当たるとしているのですが、「主要構造部」とはどこを指しているのでしょうか。

主要構造部:壁、柱、床、梁、屋根、階段
※ただし、間仕切壁(構造上重要でないもの)、間柱、付け柱、揚げ床、最下階の床、回り舞台の床、小梁、庇、局部的な階段、屋外階段は除く

 「過半」というのは、「50%を超える」という意味なので、例えば、家の柱が100本あったとすると、50本入れ替えても「大規模」にはならず、51本目から「大規模」になります。

壁は外装材と内装材でできているのですが、スケルトン、つまりすべて取り除いてしまうと、「大規模」に。ただし、外装材だけ、又は内装材だけというように、どちらかだけをすべて取り除いた場合は「大規模」にならない、とされています。ただし外装材の下地にある構造用合板などを取り除くと「大規模」になるなど、建物の構造によって細かく判断が分かれています。

床の場合、「最下階」つまり1階の床はカウントされないので、1階の床がふかふかしていて、傷んでいる下地からやり直したとしても、「大規模」にはなりません。

注意が必要なのは、屋根と階段です。

屋根は例えば瓦葺きなら、瓦、防水シート、野地板、垂木、母屋などでできています。
瓦と防水シートまでなら、すべて取り除いて交換しても「大規模」にはならないのですが、
「野地板」や「垂木」は50%を超えて交換すると「大規模」になるというのです。
耐震工事などでは、屋根の「野地板」や「垂木」を強いものに交換することで耐震性を上げることがあるのですが、これは「大規模」になりますので、確認申請が必要となります。

一番やっかいだなと思われるのは、階段です。

階段の「過半」といわれてもピンとこないかもしれませんが、例えば、14段あるとして7段は撤去して作り替えても「大規模」にはならないということのようです。

でも、階段ってそんな直し方しませんよね。例えば、昔の家は階段が急なので緩くしたいという場合、「じゃあ7段目まで緩くしましょうか」というのはしませんし、かえって危険です。

今ある階段の踏み板の上に新しい板を載せるならいいよ、といった事例を国は出しています。
でもこれでは階段を緩くするのが難しい!

「階段がきつくて2階に上がれなくなった」という住み手の声をよく伺います。
他は何も手を付けないのに、階段を緩くするだけで確認申請が必要となれば、工事そのものを断念することになりかねないのでは、と危惧しています。

これを緩和してもらえると、より長く住み続けられるのにと思います。国土交通省でもきっといろいろ検討しているのかと思いますので、今後改善されることを強く強く期待しています!

今回の改正、本当に判断が難しいことが非常に多いので、手続きも工事も進まず困っている建て主さんも施工者さんも多いのではないでしょうか。
手を入れればまだまだ活かせる空き家がたくさんあるのに、工事の手前でつまづいている、そんなことのないようベストな道を見つけていきましょう。

リノベーションの法改正のことHPにアップしました
06/10/2025

リノベーションの法改正のこと
HPにアップしました

今住んでいる家を地震に強くしたい、寒い家をどうにかしたいなど、家全体を直したいとき、大規模リフォームすることをリノベーションと呼んでいます。TVでも見たことあるような、骨組みだけにして生まれ変わらせるリ....

(つづき)②インスペクションインスペクション(既存住宅状況調査)は、今起きている劣化や不具合を見つける調査です。自宅をリフォームする前や、中古物件をこれから買う時に役にたつ調査だと思います。例えば床下でシロアリ被害を見つけた場合、具体的な場...
30/08/2025

(つづき)
②インスペクション
インスペクション(既存住宅状況調査)は、今起きている劣化や不具合を見つける調査です。
自宅をリフォームする前や、中古物件をこれから買う時に役にたつ調査だと思います。

例えば床下でシロアリ被害を見つけた場合、具体的な場所と状態を記録します。
問題のあった箇所を図面と写真で記録しますので、リフォーム計画するのに役にたつ情報を得ることができます。

ご依頼者さんにとっては、何よりも工事を請け負わない中立な立場で、その家の状態を判断できる点がメリットと感じている方が多いようです。

③耐震診断とインスペクションの違い
どちらにも共通する調査項目があります。
例えば、壁や基礎のひび割れ、床の傾き、柱や土台などの腐れやシロアリ、屋根裏の雨漏りなど、見るべき項目は同じです。

耐震診断は、シロアリや雨漏りなどによる木材の劣化があれば、点数が下がるよう考慮して計算しますが、劣化が起きていた具体的な箇所は細かく記録されません。
一方のインスペクションは具体的な劣化箇所を図示して、写真と解説つきの報告書として記録されます。
この解説には、その劣化が急いで直した方がいいものか、急がないけれどリフォームする時には直しておいた方がいいものか、できるだけわかりやすく書くようにしています。

築年の古い家の場合は耐震診断とインスペクションを併用する方が、結果的に無駄な工事をなくし、納得できるリフォームになると感じています。

住所

山梨県南アルプス市有野2549
Minamiarupusu-shi, Yamanashi
400-0226

営業時間

月曜日 09:00 - 17:00
火曜日 09:00 - 17:00
水曜日 09:00 - 17:00
木曜日 09:00 - 17:00
金曜日 09:00 - 17:00
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