三浦尚人建築設計工房

三浦尚人建築設計工房 私どもは戸建て住宅を中心に建築の設計・監理を主な業務としている設計事務所です。新築をはじめ既存住宅やマンションのリノベーション設計もおこなっております。

東京の中でも緑豊かな自然が今も残る練馬区の石神井公園近くに設計事務所がございます。
これから自分達の住まいを建てようとお考えの建築主さまの希望や要望を伺い、解釈した上で建築主さまの求めておられるものの裏側まで深く読み取って、それらを最大限設計へ反映させていき、建築主さまが満足される住まいづくりをご提案いたします。
設計をすすめるに当たりましては、「自分達らしさ」を大切にし、敷地とその周辺環境の特徴を生かし、光の取り入れ方、風通し、屋外空間をどう取り込むかを重視した住まいづくりを心掛けます。
住まいというのは、場所、家族構成、生活スタイルや趣味などによって様々です。
10組の家族がいらっしゃれば、10通りの住まいができる、つまり住まいというのは、唯一無二であると私は考えます。

駒場公園で旧前田家本邸を見学したあと、最寄り駅の代々木上原へ向かう途中に、懐かしい建築に出逢えた。その建築は、建築家の高松伸さんが設計した「アーステクチャー・サブワン」。フォルムとデザインが特徴的で、ひと目で高松さんの設計だとわかる。それよ...
01/06/2026

駒場公園で旧前田家本邸を見学したあと、最寄り駅の代々木上原へ向かう途中に、懐かしい建築に出逢えた。
その建築は、建築家の高松伸さんが設計した「アーステクチャー・サブワン」。
フォルムとデザインが特徴的で、ひと目で高松さんの設計だとわかる。
それより驚くのは、地上1階地下4階建てだということ。
地下20メートルまで掘っているというこどが、スゴい。

01/06/2026

設計事務所や建築家にとって庭は、“余った外部空間”ではなく、「建築の一部」です。

つまり、*家*窓*光*風*視線*動線*季節

と一体で考えます。良い庭は、単独では成立しません。

# 設計事務所がまず考えること

最初に考えるのは、「どこに居場所をつくるか」です。

つまり、

*眺める庭

*通り抜ける庭

*過ごす庭

*光を入れる庭

*風を通す庭

を整理します。庭=芝生ではありません。

1. 「庭をどこから見るか」が重要

実はこれが最重要です。

例えば、ダイニングから見る、ソファから見る、キッチンから見る、浴室から見る、廊下から見るで、庭の役割が変わります。

設計事務所は、「どこに座った時、 何が見えるか」をかなり細かく考えています。

2. 庭は“広さ”より“関係性”

これはとても重要で、例えば、3坪でも気持ち良い庭や20坪でも使わない庭があります。

違いは、室内とのつながりです。

例えば、床高さを揃える、軒を出す、デッキをつなげる、大開口にすると、室内が外に広がって感じます。

3. 「余白」がある庭

設計事務所は、全部を作り込みすぎません。

例えば、何もないスペース、砂利、土、木を一本だけの場合もあります。

理由は、“想像できる余地”がある方が、豊かだからです。

子どもが遊んだり、椅子を置いたり、季節で使い方が変わる。

これが良い庭です。

4. 光をつくる庭

庭は景観だけではなく、光を建物に入れる装置でもあります。

例えば、中庭、光庭、坪庭

など。

特に住宅密集地では、庭が「採光装置」になります。

5. 風を通す庭

意外と重要なのが、設計事務所は、「どこから風が来るか?」や「どこへ抜けるか?」

をかなり見ています。

風が抜ける庭は、体感が全然違います。

特に、北南方向、対角線方向の抜けが重要です。

6. “視線を切る”庭

設計事務所住宅ではかなり重要視しています。

例えば、植栽、塀、レベル差、壁、木

を使い、「閉じずに守る」ことを考えます。

完全に隠すのではなく、空は見える、緑は見える、人だけ隠すという設計をします。

7. 「使う庭」より「感じる庭」

これは設計事務所(建築家)っぽい考え方です。

例えば、木漏れ日、雨音、葉の揺れ、季節の変化、朝の光など。

つまり、“体験”を重視します。

8. 庭は室内を豊かにするためにある

ここが核心です。

良い庭は、外だけを良くするのではなく、 室内を豊かにする役割があります。

例えば、視線が抜ける、空が見える、緑が映る、奥行きが出ることで、家全体が広く感じます。

# 設計事務所(建築家)が好む庭の特徴

よくあるのは、南庭、中庭(コートハウス)、雑木の庭、半屋外空間、軒下空間です。

特に「内と外の境界を曖昧にする」設計を好みます。

# よくある“もったいない庭”

これは非常に多いのですが、

1. ただ広いだけ → 使われなくなる。

2. 道路から丸見え → 結局出なくなる。

3. メンテが大変すぎる → 負担になる。

4. 室内とつながっていない → 孤立する。

5. 日陰すぎる → 湿気や苔問題。

# 設計事務所がよく使う庭の手法は、

1. デッキでつなぐ → 室内延長に見せる。

2. 軒を深くする → 半屋外(半外部)をつくる。

3. 植栽を一点集中する → 全部植えない。

4. 中庭を囲う → プライバシー確保。

5. 借景を使う → 遠景を取り込む。

# 「良い庭」の本質

結局、設計事務所が考える良い庭は、“庭単体”ではなく、「暮らしの背景」です。

つまり、朝コーヒー飲む、子どもが遊ぶ、風を感じる、空を見る、雨を眺める、夜に涼む

そういう時間を生むもの。

# 実は庭は「贅沢」ではない

設計事務所では、庭は単なるオプションではなく、“住み心地を作る装置”として考えることが多いです。

大きな家より、小さくても光が入り、風が抜け緑が見える家の方が、豊かに感じることがあります。

これから土地探しするならおすすめは、土地を見る時に、「どこに庭をつくると気持ちいいか」を考えることです。

すると、<南道路信仰>や<整形地信仰>だけでは見えない、良い土地が見えてきます。

旧前田家本邸(その4)洋館を堪能したあとは、和館へ。アプローチの石畳を進むと、奥行きのある広い客間が。天井が高く、繊細な細工が施された組子の欄間と床の間が印象的。
31/05/2026

旧前田家本邸(その4)
洋館を堪能したあとは、和館へ。
アプローチの石畳を進むと、奥行きのある広い客間が。
天井が高く、繊細な細工が施された組子の欄間と床の間が印象的。

旧前田家本邸(その3)内部空間に設置されている様々な照明器具の意匠が素晴らしく、写真に収めた。他にもタイルや絨毯など、興味深い素材も楽しめた。外観も内観も見どころが多く、お腹一杯になりました。
30/05/2026

旧前田家本邸(その3)
内部空間に設置されている様々な照明器具の意匠が素晴らしく、写真に収めた。
他にもタイルや絨毯など、興味深い素材も楽しめた。
外観も内観も見どころが多く、お腹一杯になりました。

旧前田家本邸(その2)外観はもちろん、内部も素晴らしい。天井を見上げると照明器具が、床を見れば絨毯と寄木フローリングが、素敵すぎる。次回もつづく
30/05/2026

旧前田家本邸(その2)
外観はもちろん、内部も素晴らしい。
天井を見上げると照明器具が、床を見れば絨毯と寄木フローリングが、素敵すぎる。
次回もつづく

日本民藝館を訪れたあとは、近くの駒場公園内にある旧前田家本邸へ。旧加賀藩主前田利為侯の邸宅として昭和初期に建設され、戦災を免れたのち公園としての敷地と隣接した和館を目黒区が、洋館の本邸を東京都が管理している。見応えがあり、国の重要文化財にも...
28/05/2026

日本民藝館を訪れたあとは、近くの駒場公園内にある旧前田家本邸へ。
旧加賀藩主前田利為侯の邸宅として昭和初期に建設され、戦災を免れたのち公園としての敷地と隣接した和館を目黒区が、洋館の本邸を東京都が管理している。
見応えがあり、国の重要文化財にも指定されているにもかかわらず、なんと無料で見学できる。
見どころが多すぎて、一回では到底おさまらない。
次回につづく。

先日、目黒区駒場にある日本民藝館へ「河井寬次郎と濱田庄司」展を見に行ってきた。やはり、河井寬次郎の陶器は素晴らしい。
27/05/2026

先日、目黒区駒場にある日本民藝館へ「河井寬次郎と濱田庄司」展を見に行ってきた。
やはり、河井寬次郎の陶器は素晴らしい。

26/05/2026

設計事務所に住宅設計を依頼する場合、土地探しは「どこに住むか」だけではなく、「どんな暮らしを実現したいか」を起点に進めることがとても重要です。

ハウスメーカー選びとは少し違い、設計事務所では土地の個性を活かして設計するため、「条件が良い整形地=必ず良い土地」とは限りません。

特に大切なのは、次のポイントです。

1. 土地だけを単独で判断しない

設計事務所では、

* 旗竿地

* 高低差のある土地

* 狭小地

* 変形地

* 古家付き土地

なども、設計次第で魅力的な住まいになることがあります。

不動産会社から「建てにくい土地」と言われても、建築家にとっては「面白い土地」である場合があります。

逆に、

* 日当たりが悪い

* 隣家が近い

* 法規制が厳しい

* 擁壁が危険

* インフラ引込費用が高い

など、見えにくい問題を抱える土地もあります。

そのため、「この土地にどんな暮らしが実現できるか」という視点で見ることが重要です。

2. 設計事務所に“土地探し段階”から入ってもらう

これは非常に大切です。通常、設計事務所は、

* 法規チェック

* ボリューム確認

* 日照や抜け感

* プライバシー

* 将来の増改築余地

* 総予算との整合

などを見ながら土地を評価できます。

土地を買ってから相談すると、「思った家が建たない」や「予算が足りない」ということが起こりやすくなります。

理想は、

1. 設計事務所を先に選ぶ

2. 一緒に土地を見る

3. 土地+建物+外構+諸費用の総額で判断する

という流れです。

3. 「土地価格」ではなく「総額」で考える

例えば安い土地でも、

* 地盤改良

* 擁壁工事

* 解体費

* 水道引込

* 造成

* 外構

などで数百万円追加になることがあります。

一方、高く見える土地でも、

* 造成不要

* インフラ完備

* 周辺環境が良い

* 採光条件が良い

場合、結果的にコストパフォーマンスが良いこともあります。

土地探しでは、「この土地に住まいを完成させるまで総額いくらか」を見ることが重要です。

4. 周辺環境は“昼だけ”で判断しない

見落としがちな重要点です。確認したいのは、

* 朝・昼・夜の雰囲気

* 平日と休日

* 騒音

* 交通量

* 匂い

* 近隣の視線

* 子育て環境

* ハザードマップ

* 将来建ちそうな建物

特に設計事務所住宅は「窓の取り方」と「抜け感」が重要なので、

* 隣地状況

* 空の見え方

* 借景

* 将来塞がれる可能性

まで見ると失敗しにくいです。

5. 「南向き信仰」に縛られすぎない

設計事務所では特に重要です。一般には南向き土地が人気ですが、建築家は、

* 北側の安定した光

* 中庭

* 高窓

* 吹抜け

* 視線制御

などを使い、南向きでなくても豊かな空間をつくれます。むしろ、

* 南側道路で視線が気になる

* 住宅密集地で暑い

のケースでは、別条件の土地の方が良いこともあります。

6. 「何を優先する家か」を明確にする

土地探し前に、家づくりの軸を整理すると判断しやすくなります。例えば、

* 自然を感じたい

* 都心アクセス重視

* 子育て優先

* 平屋にしたい

* 庭を大切にしたい

* 趣味空間が欲しい

* 将来売却しやすくしたい

など。優先順位によって、選ぶべき土地は大きく変わります。

7. 不動産会社の意見だけで決めない

不動産会社は「土地を売るプロ」ですが、建築的な可能性まで深く見るとは限りません。

設計事務所側の視点を入れることで、

* 建築コスト

* 空間品質

* 将来性

* 暮らしやすさ

まで含めて判断できます。

実際におすすめの進め方

おすすめは以下です。

1. 暮らし方の要望整理

2. 設計事務所を数社面談

3. パートナーを決定

4. 土地探しを並行開始

5. 候補地ごとに簡易検討

6. 購入判断

この順番だと失敗がかなり減ります。

20/05/2026

新築分譲マンション価格の高騰が続く中、資産価値の下落が緩やかな中古分譲マンション物件を購入し、設計事務所のセンスで自分らしい空間を作るのは非常に賢明な選択のひとつではないでしょうか。

特に「設計事務所に依頼する」ことを前提とした場合、不動産仲介会社とは異なる視点(=その空間がどこまで変えられるか)が重要になります。物件探しの際に、建築のプロの視点でチェックすべきポイントを整理しました。

1. 「理想の間取り」ができるか(構造の制約)

設計の自由度を左右する最も大きな要因は、建物の構造です。

*「ラーメン構造」を選ぶ: 柱と梁で支える構造で、室内の壁のほとんどを撤去できます。

*「壁式構造」に注意: 5階建て以下の低層マンションに多い構造で、室内にも「壊せないコンクリートの壁(耐力壁)」が存在します。希望の大きなLDKが作れない可能性があるため、図面に太線で書かれた壁がないか確認が必要です。

*「水回りの移動」が可能か: 床下の「スラブ(コンクリートの床)」と室内床の間に、配管を通す十分な隙間があるかが鍵です。キッチンを対面式にしたい場合などは、図面で「床下空間の深さ」を推測する必要があります。

2. 「管理規約」という見えない壁

どんなに構造的に可能でも、管理規約で禁止されていれば工事はできません。

*床材の制限: 「L-45以上」など遮音等級が指定されていることが一般的ですが、稀に「フローリング不可(カーペットのみ)」という古い規約が残っている物件があります。

*窓・玄関ドア: これらは「共用部分」のため、断熱性を高めたくてもサッシ自体の交換は原則不可です。「内窓(二重窓)」の設置が可能かを確認しましょう。

*電気・ガスの容量: 「各戸30Aまで」など容量の上限が決まっていると、最新のIHクッキングヒーターや複数のエアコンが使えないことがあります。

3. 「見えない部分」の健康診断

設計事務所に依頼する最大のメリットは、単なる表層替えではなく「性能」を向上させられる点にあります。

*断熱の状況: 北側の部屋の壁紙にカビや結露跡がないか確認してください。断熱材が不足しているサインです。

*配管の更新履歴: 築30年超の場合、専有部分の給排水管が更新されているか(あるいは更新可能な状態か)が、将来の漏水リスクを左右します。

*インスペクションの検討: 契約前に、依頼予定の設計事務所の建築士に同行してもらい「住宅診断(インスペクション)」を行うのが最も確実です。

4. 資産価値を守るための「管理状況」

中古物件の場合、「建物そのものの寿命」よりも「管理の質」が資産価値を決めます。

*修繕積立金の額: 安すぎる場合は将来の改修時に一時金が必要になるリスクがあります。

*長期修繕計画案: 直近で大規模修繕が行われたか、次の予定はいつかを確認してください。

*共用部の美観: 駐輪場やゴミ置き場が整理されているか、掲示板の案内が古いまま放置されていないかは、管理組合が機能しているかのバロメーターです。

設計事務所からのアドバイス

設計事務所に依頼されるのであれば、「物件を決める前」に設計者に相談するのがベストです。

気になる物件の図面を数枚見せるだけで、建築士は「この壁は壊せそう」「水回りの移動は厳しそう」といった判断を瞬時にしてくれます。

不動産仲介会社は「売ること」のプロですが、設計事務所は「住みこなすこと」のプロです。

初期段階からパートナーとして巻き込むことで、購入後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができます。

日帰り前橋散策(その20)せっかく前橋へ来たので、鉄道好きとしては上毛電鉄に乗らないという選択肢はない。とはいえ、終点の西桐生まで行って戻る時間がない。ということで、中央前橋駅から最も近い有人駅で電車庫もある、大胡駅まで行くことにした。なん...
18/05/2026

日帰り前橋散策(その20)
せっかく前橋へ来たので、鉄道好きとしては上毛電鉄に乗らないという選択肢はない。
とはいえ、終点の西桐生まで行って戻る時間がない。
ということで、中央前橋駅から最も近い有人駅で電車庫もある、大胡駅まで行くことにした。
なんといっても駅舎が渋く、出入口は引戸。
大胡電車庫には、貴重な車輌が。
改札口を出て線路沿いの坂道を昇ると、間近で見ることが出来た。
中央前橋行きの電車が来るまでの僅かな時間で何枚も撮った。
短い滞在時間だったけど、駅舎と電車庫、そして車輌を堪能した。

住所

石神井町1丁目15-16 ハイム石神井203号室
Nerima-ku, Tokyo
177-0041

営業時間

月曜日 09:30 - 18:30
火曜日 09:30 - 18:30
水曜日 09:30 - 18:30
木曜日 09:30 - 18:30
金曜日 09:30 - 18:30

電話番号

+81363262141

ウェブサイト

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