15/03/2026
【小宮教授から学ぶ、犯罪防止のノウハウ】
低コストで実施できる学校侵入対策
神奈川県藤沢市の小中学校では、校門から玄関まで誘導用ラインが引かれています。
多くの学校では、「校長の許可なく立ち入り禁止」とか「ご用のある方は受付にお寄りください」といった掲示を校門に出していますが、それで学校を「入りにくい場所」にはできません。
犯罪者がこうした掲示を読んでも、侵入をあきらめたりはしないでしょう。
侵入するかどうかの判断基準は、見つかったときに言い訳ができるかどうかだからです。
こうした掲示なら、子どもを物色中に教職員に見つかっても、
「受付に行こうとしたが、道に迷ってしまった」と言い訳ができてしまいます。
一方、藤沢では来校者はラインの上を歩くはずだから、
ラインから外れるだけで不審な行動と見なせます。
しかも、それは子どもでも判断できます。
要するに、言い訳しにくい(すぐにバレそうだ)と犯罪者に思わせる学校は、
心理的に「入りにくい場所」なのです。